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#007 - 本当は僕が行くべき

  voice of KYOTO 独自インタビュー企画

voice -inside- vol.4 くずし割烹 枝魯枝魯 枝國栄一




枝魯枝魯編 | #007 - 本当は僕が行くべき 


「客層が、どう変わったのか?」

100回を超えるリピーターが少なくない店だ。

まだ枝魯枝魯を知って日の浅い自分には、
すぐに答えにたどり着けるわけもない。

見かねた彼女が付け加えてくれた。

「枝さんのいた時の方が、客の年齢層が広かった。」
「松本さんになった今は、もう少しせばまったんやで。」

それだけ聞くと、
「客が減ったのだろうか?」と安易に想像してしまうが、
そういうわけでもない。


そこには、
枝國と松本、二人のスタンスの違いが映し出される。


枝魯枝魯という店は、
「枝國」をはじめとする板前との会話を楽しむために訪れる客と、
「くずし割烹」というスタイルを一度味わってみたくて訪れる客と、
大きく二分される。

もちろんん、その後常連になる客が多いのは、
「枝魯枝魯」というエンタティンメントに魅せられるからに他ならない。


「枝國」は自分という人間力を最大に発揮し、
「枝魯枝魯」として前者のスタイルを作り上げた。


その枝國が今は Paris だ。

枝國という「調味醤油」を失った「枝魯枝魯ひとしな」は今、
くずし割烹として京都に残された「素材」の味を試されている。


VISAなど、事務的な処理さえ済めば、
「まーくん」こと近松も Paris に合流するという。


「本当は、僕が行くべき。」
「でも、『枝魯枝魯ひとしな』を切り盛りするのが、今の僕の仕事。」


枝國が全幅の信頼を寄せる松本。

「本当は」という言葉と、
「今の」という言葉の裏側にある「矛盾」を抱えて、

松本もまた京都の地にあって孤軍奮闘していた。

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